The Document FoundationはLibreOffice 6.0をお知らせします: デスクトップからクラウドまで、便利かつシンプル、セキュアでかつ相互運用性を備えています

Posted by Takeshi Abe Takeshi Abe
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2018年1月31日、ベルリン - The Document FoundationはLibreOffice 6.0
というメジャーリリースをお知らせします。LibreOfficeは劇的に改善された
自由なオフィススイートであり、その最初のバージョンから7周年を迎えます。
今やLibreOfficeは一層便利かつシンプル、セキュアになっており、さらに
Microsoft Office文書に対する相互運用性にも優れています。

LibreOffice 6.0はWindows、macOSおよびLinux、そしてクラウド上で今すぐ
ご利用いただけます。この新しいメジャーリリースでは、ユーザーに生産性
の点でベストなものを提供するという目的のもと、多くの重要な新機能
が内部のコアおよび個別のモジュール(Writer、Calc、およびImpress/Draw)
に加わっています。

LibreOffice 6.0の新機能をまとめた動画がYouTubeでご覧いただけます:
https://www.youtube.com/watch?v=YHBve8v13VY

*有用性*

ノートブックバーはまだ実験的な機能ですが、2つの新しいバリエーションが
増えました: Writer、Calc、そしてImpressのためのグループバー(フル)、および
Writerのタブコンパクトです。特殊文字のためのダイアログが見直され、最近
使った文字やお気に入りの文字のリストが加わり、検索もできるようになりました。
カスタマイズ用ダイアログも再設計され、よりモダンで直感的になりました。

Writerでは、フォームのメニューが加わり、LibreOfficeの最も便利な(しかし、
ほとんど知られていない)機能の1つである、フォーム設計および標準に準拠したPDF
フォームの作成に簡単にアクセスできるようになりました。検索ツールバーは検索
したい種類をドロップダウンリストから選べるようになり、ナビゲーションが速く
なります。新しい既定の表スタイルが加わり、最近のトレンドに沿ったビジュアルの
表スタイルがまとめて追加されました。メールマージ機能が改善され、データソース
としてWriter文書やXLSXファイルが使えるようになりました。

Calcでは、ODF 1.2に準拠したSEARCHB、FINDB、およびREPLACEB関数が加わり、
ISO標準形式のサポートが改善されています。さらに、セル範囲を選択ないし
シェイプ(画像)をグループ選択して、PNGやJPGファイルにエクスポートできる
ようになりました。

Impressでは、既定のスライドサイズが16:9比になり、最新のスクリーンや
プロジェクターの規格に合うようになります。その結果とてい、10個の新しいImpress
テンプレートが追加されており、2つの旧来のテンプレートが更新されています。

*シンプルさ*

古いWikiヘルプが新しいヘルプオンラインのシステムで置き換えられました。
ウェブページが見易くなり、モバイルデバイスからも閲覧できるようになっています。
総じて、LibreOfficeヘルプは内容の面でもコードの面でも更新され、LibreOffice 6系
が続くうちに他の改善も控えています。

ユーザー辞書は自動で接辞化や複合化が可能になりました。これはLibreOfficeの
スペルチェッカーにおける汎用性のある改善で、Writerユーザーの作業がはかど
ります。
豊富な形態や複合がある言語について新しい単語の各種の変形をいちいち制御する
代わりに、「同じ文法に従う」("Grammar By")モデルによってHunspellスペル
チェッカーが自動で新しい単語の接辞や複合をします。

*セキュリティ*

OpenPGPベースの暗号化を実験的機能としてサポートすることで、どのデスクトップ
OS上でもODF文書をOpenPGP鍵で著名できます。この機能を有効にするには、
各OSごとに特定のGPGソフトウェアをインストールする必要があります。

文書の機密取扱いのための分類機能も改善され、複数のポリシー(OOXMLファイルに
エクスポートできます)が許されるようになりました。Writerでは、段落単位で
区別し署名できるようになります。

*相互運用性*

OOXMLについての相互運用性がさまざまな面で改善されました。スマートアートの
インポート、ActiveXコントロールのインポート/エクスポート、埋め込みテキスト
文書および表計算シート、埋め込み動画のPPTXへのエクスポート、クロス参照
のDOCXへのエクスポート、メールマージ入力欄のDOCXへのエクスポート、そして
PPTXフィルターが改善され壊れたファイルを作成しないようになります。

Writer文書をePubにエクスポートするフィルター、QuarkXPressファイルをインポート
するフィルターが新たに加わりました。そして、EMF+ (Enhanced Metafile Format Plus)
ファイルをMicrosoft Officeで使用されているような形でインポートするように
フィルターが改善されました。ODFエクスポートフィルターにいくつか改善が
加わり、ODFを読む他のアプリケーションにとってビジュアルを再現するのがより
簡単になっています。

*LibreOffice Online*

LibreOffice Onlineは基本的にはサーバーサービスであり、クラウドストレージ
とともにSSL証明書を準備してインストール・構成されるべきです。これは
ISPや企業および大組織のプライベートクラウドによって提供されるクラウドサービス
を可能にする技術と考えてください。

LibreOffice 6.0で導入された新機能は(特にユーザーが同様の振舞いを期待する
場面で)デスクトップおよびクラウド版で同じように機能することを目指しています。
例えば、別名で保存(Save As)機能が加わったり、Calcで扱える行数が50万行まで
引き上げられています。さらに、検索と置換ダイアログやスペルチェック機能
がWriter、Calc、およびImpressに加わりました。

最新のLibreOffice OnlineソースコードのビルドはDockerイメージで利用できます:
https://hub.docker.com/r/libreoffice/online/
LibreOffice Onlineの背景については以下をご覧ください:
https://nextcloud.documentfoundation.org/s/scDjtQPATAzpeyE

*LibreOffice Viewer for Android*

もうすぐリリースされるLibreOffice Viewer for Androidでは、新規文書が作成
できます。タブで構成されるツールバーとともに書式のオプションも提供されます。
そして、カメラから、もしくはローカルに保存されているファイルまたはクラウド
上のファイルから画像を追加できるようになります。さらに、Calcのユーザー
インターフェイスがカラムヘッダーにより改善され、Impressにはプレゼンテーション
モードを提供します。リリースは2018年の第一四半期に予定されています。

*企業での配備*

LibreOffice 6.0はオープンソースオフィススイートの機能という点で最先端となる
ものです。そのため技術に情熱を燃やす方や、新規の技術を追いかける方、そして
熟練ユーザーに向いています。

企業での配備については、TDFはより成熟した5.4系(現在は5.4.4)をメンテナンス
しており、認定されたプロフェッショナル
(http://www.libreoffice.org/get-help/professional-support/)
によるサポートを受けることをお奨めします。

TDFのAdvisory Board
http://www.documentfoundation.org/governance/advisory-board/
を務めるさまざまな企業が、TDFの培った最良慣行にもとづいて、付加価値のある
LibreOfficeの長期サポート版や移行やトレーニングのコンサルティングサービス
を提供しています。

LibreOfficeはあらゆる大陸の大規模組織で配備されています。メディアで報道され
た主要な移行事例の一覧については、TDFのwikiをご覧ください:
https://wiki.documentfoundation.org/LibreOffice_Migrations

*LibreOffice 6.0の利用*

LibreOffice 6.0は今すぐ以下のリンクからダウンロードしてご利用いただけます:
https://www.libreoffice.org/download/
プロプライエタリOSでの最低限必要なシステム要件はMicrosoft Windows 7 SP1および
Apple macOS 10.9です。

LibreOfficeのユーザーおよびフリーソフトウェアに賛同する方、コミュニティの
メンバーは寄付することによってThe Document Foundationを支援できます:
http://donate.libreoffice.org

LibreOffice 6.0はDocument Liberationプロジェクト
https://www.documentliberation.org
の文書変換ライブラリを使って組まれています。

*報道資料*

背景説明の文書(ハイブリッドPDFとなっており、LibreOfficeで開くと通常のODT
ファイルのように編集できます)および高解像度の画像を含む報道資料はこちら
です:
https://nextcloud.documentfoundation.org/s/0hAzrnp6ecLJwbe

ブログ記事: http://blog.documentfoundation.org/blog/2018/01/31/libreoffice-6/

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以上はannounce@documentfoundation.orgで配信されたアナウンスの日本語訳です。
原文:
http://listarchives.documentfoundation.org/www/announce/msg00305.html

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